トロ・ロッソ: 2008年9月アーカイブ

bannner_takuma琢磨がトロロッソSTR3を駆った、9/18のヘレス。我々を興奮の坩堝にしたこの日の琢磨の一挙手一投足を、F1-Gate.comさんのところでフォトギャラリーとしてとてもきれいにまとめてくれています。

これは必見!

formula-web.jpさんの「ブエミ,トロ・ロッソのシート内定か!?」によれば、トロロッソ代表のトスト氏はヘレステスト終了を受けて次の通り発言して意図のことです。

ブエミは素晴らしい仕事をしてくれた。我々は多忙ななか彼のテストの準備を整え,彼はまさに予想したとおりのことをしてくれた。彼は素晴らしいラップ・タイムを刻んで,ハードワークを行って我々のチームをサポートしてくれた。それに,彼はエンジニア達と十分に仕事をして,素晴らしいフィードバックをしてくれたんだ。これからは,我々としては“ブエミをサポートしてくれる経験豊富なドライバー”を見つけ出す必要がある。そのドライバーは,我々が(新人である)ブエミを起用するリスクを軽減してくれると信じているよ。

ここから、2つのことが読み取れると思います。

一つは、トスト氏がブエミ起用をほぼ既定路線と考えており、これでシートの一枚が埋まったに近しい状況であること。

二つ目は、もう一人のドライバーには豊富な経験を求めており、これにブルデーが合致する可能性は低そうであること。そして、代わりの候補として琢磨の名前も挙がりそうなものでありながら、「見つけ出す」との発言から見てまだ十分納得していないと思われること。

二つ目のポイントについては、アロンソとBMWの関係が大きく左右すると言えそうです。アロンソがBMWに行くと、ハイドフェルドが放出されてトロロッソのシートを狙いにくると言われていますので。

・・・引き続き、注目していきます。

トロロッソのチーム代表であるフランツ・トスト氏は、2009年トロロッソドライバーとしてブエミと契約することになるだろう、と述べたそうです。しかも、「これは公式な発言と捕らえても良い」とまで。

やはりブエミはレッドブルのお抱えドライバーでありレッドブルからの強い推薦があればトスト氏もこれを飲まざるを得ないところ。

琢磨としては、どうやらブルデーと来季のシートを争う他なさそうな展開です。

一部報道によれば、11月に再度、琢磨を含む数ドライバーを来季ドライバー候補としてテストする可能性があるとのこと。またチャンスがあるのであれば、今度は天候などの要素を味方につけて最高のパフォーマンスを世界中に見せ付けてほしいと切に願います。

トロロッソ公式サイトに、ヘレステスト2日目に関するリリースが掲載されました。しかも、気がつかぬ間に日本語公式サイトがオープンしてました!これって・・・

ヘレス・テスト2日目
18 | 09 | 08

昨日はレッドブル・ファミリーの一員であるセバスチャン・ブエミがテストを行ったが、今日はブエミよりもF1で有名なドライバーがSTR3のコックピットを試した。それは、佐藤琢磨だ。

今年のスペインGPが最後のF1レースとなった佐藤は、セッション序盤はクルマの感触を確かめながらのセットアップ作業に取り組んだ。佐藤は午前中のセッションで空力テストも終えているが、結果はポジティブなものだった。明らかにこれまでのF1での経験が光った彼の仕事ぶりにチームは満足している。しかし、午後のセッションで雨が降り出したために、テストはそこで打ち切りになった。ウェット・コンディションで評価するものがなかったのと、クルマに慣れていないドライバーでリスクを冒したくなかったからだ。

「午前中のセッション開始直後は空力データを収集していた。その後、セッションの終わりまでタイム計測走行を行ったので、クルマの感触を実際に確かめることができた。楽しく走ることができたよ」と、テストを終えた琢磨はコメントした。「残念ながら午後は雨が降り始めたので走行をストップした。午後は本格的に走る予定だったので楽しみにしていたが、本当に残念だった。天気のコンディションが悪くて最後まで走ることはできなかったが、STR3を運転するのは本当に楽しかった。今回の素晴らしい機会を与えてくれたレッドブルとチームに心からありがとうと言いたい」

待ちに待った琢磨のトロロッソ・テストの日。

午前中は快調に走行を重ね、前日のブエミのタイム1分20秒209をコンマ6秒上回るた1分19秒574をマーク。この午前中の走行は、車のフィーリングや操作性を確認するための慣らし走行だったようでフルパフォーマンスでのアタックは午後に持ち越し。

午後になってこれから琢磨流にセットアップを熟成させてパフォーマンスランを行おうという時、無情にもへレスサーキットは降雨。恨めしい雨の中1周だけ走行し琢磨は安全面を考慮してドライブを中止しました。再塗装を施したばかりのへレスサーキットにおいて濡れた路面での走行は危険と判断した模様。加えて、トロロッソ自身、ウェットコンディションでのテスト項目を持ち込んでいなかったという事情もあったようです。

結局、琢磨のリザルトは49周を周回してベストタイム1分19秒574。このタイムですが、昨日に比べればトラックのグリップが向上しているという事実もあったようで、ブエミとのコンマ6秒差で以って単純比較するのは無理というものです。

さぁこれから!というところで天候に阻まれた琢磨の1日でしたが、慣らし走行でブエミを上回るパフォーマンスをトロロッソ首脳陣に見せつけることができたのは良かったと思います。一方で、パフォーマンスランにしてもセットアップフィードバックにしても本格的には午後からを予定したといことで、この能力を見せつけられなかったのは残念の一言です。

明日(現地9/19)のヘレステスト4日目には、ベッテルがレッドブルからトロロッソに戻ってテストを続行する予定と報じられています。ですがここは、あと半日だけでも、琢磨に続きの時間を与えてやってほしいなぁ、と思う次第です。切実に。 

以下、琢磨のコメントと、当日のリザルトをまとめておきます。

午前中のセッション開始直後は空力データを収集していた。その後、セッションの終わりまでタイム計測走行を行ったので、クルマの感触を実際に確かめることができた。楽しく走ることができたよ。

残念ながら午後は雨が降り始めたので走行をストップした。午後は本格的に走る予定だったので楽しみにしていたが、本当に残念だった。天気のコンディションが悪くて最後まで走ることはできなかったが、STR3を運転するのは本当に楽しかった。今回の素晴らしい機会を与えてくれたレッドブルとチームに心からありがとうと言いたい。

順位ドライバーチームベストタイム周回
1セバスチャン・ベッテルレッドブル1分18秒00137
2ニック・ハイドフェルドBMW1分18秒16770
3ルーカス・ディ・グラッシルノー1分18秒99988
4ペドロ・デ・ラ・ロサマクラーレン1分19秒28152
5アレキサンダー・ブルツホンダ1分19秒49979
6佐藤琢磨トロ・ロッソ1分19秒57449
7小林可夢偉トヨタ1分19秒86347
8中嶋一貴ウィリアムズ1分21秒89260

琢磨が、トロロッソSTR03のコックピットに収まって戦闘準備OK!!!てな一枚がxpb.ccさんに届いています。

ヘルメットのバイザーの所にあったHONDAのロゴが、"GIVES YOU WINGS"に変わってますね!

ファイッ!

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本格的なテストに突入した9/17・2日目のヘレステスト結果が出ました。チームによってテストの目的には違いがあるようで、残り4レースの空力パーツをテストするチームもあれば、来シーズンに向けてKERSシステムを評価するチームもありといった具合です。というような状況につき、チーム間のタイム比較はあまり意味はありません。さらに、へレスサーキットは最近再舗装が施されたとの事ですので、過去のテストとのタイム比較もまた意味をなすものではないと考えられます。

既報の通り、注目のトロロッソは来シーズンのドライバーラインアップを見極めるためのトライアウト的テストを開催中です。先ほども書いた通りタイム比較は意味をなしえませんが、それでもトロロッソ内のシート争いの行方を占う上でいちばん目に見える指標は、やはりタイム。ということで、タイムに注目していこうと思います。

そのトロロッソのマシンに収まったのはブエミ。GP2ドライバーでありレッドブルのテストドライバーでもあるブエミですが、88周を周回し、1分20秒209という素晴らしいタイムを出しています。ブエミのタイムはこの日登場した8人のドライバーの中で3位に食い込むもので、レッドブルをテストしたベッテルのタイムに肉薄するものでした。これは、かなり良いパフォーマンスと言えるでしょう。ブエミはこの日、いくつかのエアロ構成と一般的なセットアップを担当し、一日を通してミスもなくチームにフィードバックを提供したとのこと。終盤にはロングランも行ったブエミは、次の通りコメントしています。

「かなり満足しているよ。非常に良い初日だった。マシンをテストするチャンスを与えてくれたレッドブルに本当に感謝している。」

翌9/18に乗る琢磨にとってこの1分20秒209が一つのターゲットタイムになるわけですが、予想以上のブエミの好タイムにはハラハラさせられるものがあります。でも、琢磨はやってくれるでしょう。間違いないと信じて待ちたいと思います。

順位ドライバーチームベストタイム周回
1クリスチャン・クリエンBMW1分19秒53784
2セバスチャン・ベッテルレッドブル1分19秒87860
3セバスチャン・ブエミトロ・ロッソ1分20秒20988
4ゲイリー・パフェットマクラーレン1分20秒60252
5小林可夢偉トヨタ1分20秒75994
6ルーカス・ディ・グラッシルノー1分20秒85390
7アレキサンダー・ブルツホンダ1分21秒12371
8中嶋一貴ウィリアムズ1分23秒17161

待ちに待った、今シーズン最後のF1合同テストが、ヘレスで始まりました。

合同テスト初日の9/16に参加したのは、BMW、ウィリアムズ、ホンダの3チームのみ。そして翌9/17からの3日間で、トロロッソを含む各チーム(フェラーリとフォースインディアを除く)が合同テストに合流します。

そして!! その2日目がとうとう始まりました!!!

トロロッソは9/17はブエミ、9/18は琢磨、9/19は???という予定です。出番を翌日に控えた琢磨ですが、真新しいトロロッソのウェアを身にまとい、ヘレスに顔を見せてくれています。

以下のショットはsuttonimages.comさんから。朝日に染まった琢磨の晴れ晴れとした表情には、大きな期待を寄せずにはいられませんねぇ。

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兼ねてより、クルサードが今週末のイタリアGPを最後に引退し、代わりにベッテルが今季残り4戦をレッドブルで走ることが噂されていたわけですが、この噂が無くなりました。

クルサードは、9/12の『Formule 1 Race Report(フォーミュラ1レース・レポート)』で、「ブラジルが終わって初めて、僕に終わりが訪れるんだ」と述べたことがわかりました。

ベッテルの方は、つい先日ベルガー氏が「ベッテルの早期移籍はない」という趣旨の発言をしています。

この噂を裏付ける一つにブエミと琢磨のトロ・ロッソテストの話があり、ベッテルがトロ・ロッソに移籍した後はこの二人のどちらかがシンガポールGP以降トロ・ロッソのシートに収まるのではないか、とも噂されていました。が、この話もなくなりそうです。

ただ、まだブルデーの今期中の動向がカチっと決まっていないので、今季中の琢磨の走りを2008年のグランプリレースで見られる可能性はまだ残っているともいえます。少なくとも、日本GPだけでもブルデーに代わってのスポット参戦ということはありえるかも。それもこれも、「琢磨はなかなか楽しみな存在で2009年使えるかも」とトロ・ロッソ首脳陣にアピールできる9/18の場にかかっているのだとは思いますが。

本件と、あとBMWの来シーズンドライバーラインアップの動向に引き続き注目していきたいと思います。(というのも、BMWにアロンソが加入することがあったりすると、ハイドフェルドの就職活動が琢磨のトロ・ロッソ入りに影を落とすからです。)

9/18に控えている琢磨のテストの裏には来季からホンダのエンジンを採用する目論見があるのではないか、と兼ねてから噂があったわけですが、この噂をかき消すニュースです。

トロ・ロッソはフェラーリエンジンの契約を延長したとの事。

いや、まだその契約をレッドブルに譲渡し、トロ・ロッソは(現レッドブルが使っている)ルノーエンジンではなくホンダエンジンを採用する、というプランもまだ無い事はないですが・・・

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