琢磨のパフォーマンスは本当にトロ・ロッソ経営陣に正当評価されていたのか?

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【ソース】
F1キンダーガーテン:マテシッツ、ボーデの起用に満足
当ブログ:TCM2008 生録 No.09 「ブルデーに『なぁに甘いこと言ってんだよ』」

レッドブル・グループのトップであるマテシッツが、トロ・ロッソの最後のシートにブルデーを得欄た事について、以下の通りコメントしたそうです。

「ボーデを起用したことを満足している。琢磨はテストでいい結果を出していたが、ボーデとはチームでの経験に1年の差があった。ボーデは昨年、何度かいいレースをしていたし、予選ではなかなかいい仕事をしてくれている」

ここで気になるのは、琢磨とブルデーとの間には、「チームでの経験に1年の差があった」とした下り。でも、この時期まで引っ張るまでもなく、琢磨が昨年までにレッドブル/トロ・ロッソの車を駆ったことがないのは周知の事実であり、ブルデーが昨年のトロ・ロッソ正ドライバーを務めていた事もまた、周知の事実なわけです。今更、チームでの経験年数を引き合いに出すのは間違ってませんか?

私には、持参金レースを隠れ蓑にするための言い訳にしか聞こえません。

仮にチーム経験の差を真に受けるなら、琢磨がトロ・ロッソのテストにおいて「遠慮」していた部分を持ち出さずには居られません。

TCM2008において琢磨は、以下のように述べていました。

「今回のトロロッソのテストをするにあたって、すべてのマニュファクチャとチームをリスペクトしなきゃいけないので。直接比較はしないんですね。それは、僕はするべきじゃないと思うし、チームも言ってきた。
僕が契約した暁には、事情聴衆が始まると思うんですけど。基本的には他チームの機密事項は流さないというのは鉄則なんですね。今回のテストに関しても、僕は必要最低限の情報というかスペックしかしか聞いていない。具体的には、数字で話さないんですね。例えばセットアップやるのでも、重量配分が何パーセントだからここからどういう風に動かそうとかいうときにね。範囲がここら辺のここら辺にいるとかね。そういう言い方でやっていくしかない。もちろん、柔らかくしたい、硬くしたい、とかっていう相対的なことは言えるけど、具体的に何パーセントレート上げてとかは言わない。
ちょっと真面目な話になってきているけど。やりずらいところでもあるし、でも逆にそういう中でチームはどういう風に車を進めていくのか。僕が本当純粋に入れポンの知識なく、純粋に車から感じなきゃいけない。それは当たり前のことなんだけど、それができたのがちょっと楽しかったかな。自分もやっぱりそれに対して説明をして、こういうことをしたらどうだろうか?ってチームにに言うと、「じゃぁちょっと待って」ってデータを調べてきて「じゃぁやってみよう」っていうかね。そういう連携プレイというか作業で今回のテストもやってきたんですね。」

つまり、数字でセットアップを煮詰められず、肌で感じる感覚でセットアップをせざるを得ない、という状況が琢磨サイドにはあったわけです。プロドライバーとしての意識がそうさせたわけですが、ここで遠慮せずにデジタルにセッティングを詰めていったら、つまりブルデーと対等のコンディションでセットアップを煮詰められて行ったら、どうなっていたのでしょうか?

プロ意識で臨む琢磨の感性には強く共感しつつも、ブエミやブルデーとの間のこの歴然としたテストコンディションの差が世論にきちんと伝わっていないのでは?とも思われ、その点が非常に歯がゆい部分です。イタリア人の気質というものは良く解りませんが、もしや、あの場面で琢磨は遠慮すべきではなかったのでは?とも思ったりもします。

ブルデーに決まってしまったものは仕方ありませんが、琢磨が不当評価されるような風潮だけは、許す事が出来ない自分がいます。

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このページは、まさやんが2009年2月12日 13:02に書いたブログ記事です。

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