TCM2008 生録 No.02 「Bチームは時折Aチームからイジメを受ける」

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Takuma Club Meeting 2008 in 東京 のメモ、第2弾です。

Bチームは時折Aチームからイジメを受ける


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司会じゃぁその辺も含めて今日は伺っていきたいと思うんですけれどもね。ここで今日もう一方ゲストの方に出てきていただきまして、詳しいその辺の話も聞いていきたいな、と思います。毎度出てきて頂いていますので皆様にはお馴染みかと思います。カーグラフィック副編集長の大谷達也さんにご登場いただきましょう。皆さん盛大な拍手、お願いいたします。
大谷こんにちは。
司会どうぞよろしくお願いします。まずは皆さんに一言ご挨拶をよろしくお願いします。
大谷一人だけ半袖で季節はずれな熱い男が、暑苦しい男がまた来ちゃいましたけれどもどうぞよろしくお願いいたします。
司会どうぞよろしくお願いいたします。今日もいろいろお話伺いたいと思っておりますので、どうぞお掛けください。テストの話なんていうのも出てきたので、これはちょっと大谷さんに出てきてもらわないと、と思ってしまったんですけれどもね。
大谷僕はヘレスとバルセロナの内の、9月のヘレスの方には行ってきて。チームの雰囲気とか。琢磨君の直後の話とか聞いてきたんですが、実はバルセロナの話は僕もあまり聞いていないんです。実は今日この本番が始まる直前にメディアの人に集まってもらって、インタビューとか受けてて。だから、それはたぶん明日以降にいろんなところで記事が出てくると思うんですけれども、それよりも早く今日は皆さん、話を聞くことができる。とてもラッキー。
司会ラッキーですよね。じゃ大谷さんもまだ聞いてないことも沢山あるっていう感じですか?
大谷あのね、わざと楽しみにして聞かなかったの。
琢磨だってメディアスクランブルの囲みに来ないんだもん。
大谷知らないの、本当に。


 

司会まず、テストから帰ってきたばっかりだということですけど、大谷さんから見て如何ですか?
大谷トロロッソ今年はイタリアグランプリ、たまたま僕もイタリアグランプリ行っていたんですけど。優勝したりって、やっぱりチームとしてはすごい伸び盛り、実力が凄くあるチーム。でも考えてみれば当たり前でね、シャシーはエイドリアン・ニューウェイという人が作っているし、エンジンはフェラーリって一番多分パワフルな良いエンジン。その組み合わせだから、あとはちゃんとそれを走らせる力さえあれば、トップクラスの実力を出すのは、ある意味当たり前のことなのかな。たぶんそれを一番感じてきたのは琢磨くんだと思いますけどね。
司会でも、ものすごいプレッシャーじゃなかったですか?
琢磨プレッシャーもあるし、AチームBチームに分かれていると時折イジメにあうんで。(会場爆笑)
大谷そんなことあったの?今まで。(笑)
琢磨ある・・・場合があるので。(笑)
いや、よくやったなと思いますね。来年に響かなきゃいいけど(笑)。
冗談でね。でも本当にね、今大谷さん言われた通り、正しい道具が揃っていると言えども、それはもう一方のチームも同じなわけでね。それを、正直言って規模としてはもっとも小さいチームだと思うんですね。その中でよくあれだけのパフォーマンスを車から引き出しきったなと。それは本当にミラクルに近いリザルトだと思うんですね。だからテスト前も、トロロッソというチームはずっとライバルとして闘ってきたわけだけども、それだけにすごい興味がわいたし。で、さっきも言った通り、だから僕も知らない、相手も僕を知らない。だから本当に未知の世界だったんだけれど、エンジニアのアプローチも含めてイギリスのチームとは違ったけども、ある意味僕にとってはすごい新鮮で。「あ、このチームはこうやって実力を出してきたんだ」っていうのが見えてすごく楽しかったです。


 

大谷僕ある人から聞いたんだけども、今のF1ってすごいストラテジーが大事でね、だから例えば天気の変化とかってすごい大事なわけですよ。サテライトのいろんな情報を仕入れたりしている。どのチームもみんなでコンピュータの中を見て「あと14分で雨が降る」とかみんなやっているわけですよ。でも誰一人空を見ている人はいないんだって。だけどトロロッソというチームは割とそういう時にそういう時に空を見て、「あ、あの雲近づいてきているな」とかやっているわけですよ。すごい原始的な気がするけれども、実はそれが一番手堅くって。レースって勝負なわけじゃないですか、戦争なわけですよね。そういう時に、コンピュータももちろん使うんだけれども、自分の五感全部を使って戦っていくっていうのが、わりとトロロッソ強いって聞いたんですけど。どうですか?その辺は?
琢磨そうですね。それはあるし、でも、ヘリコプター飛ばして、雨が降るって100%わかっているのにタイヤ間違えちゃうチームもありましたから(笑)。でもそういう好機が生まれる時に、しっかりと掴めるポジションにいる、あるいはそういう体制があるっていうことがすばらしいと思うんですよね。
トロロッソはある意味、常に開発を続けてアップデートしてっていう、いわゆるF1のスタンダードではない。ではないからこそ、そこが本来はそれがディスアドバンテージになってしまうんだけど、それを逆手にとって。つまり車が進化しないんだから、その安定性をいかにうまく使うか。例えば新しいパーツを次々に投入すると、時々解らなくなってしまうんでうよ。どのエリアでよくなってどのエリアで悪くなったか。で、そういうところで混乱するときに、自分の持っている道具やチームに対して絶対の確信があるから、「それでよしいくぞ」って前に進んでしまう。そこはスーパーアグリに似ているところがあるんだけども、それを最前列のトップコンデンダーとしてやっているっていう所はやっぱり凄いなと思いましたね。
司会面白い経験をなさって来たという感じがしますけれどもね。個人的に色々質問のある方、あとで質問コーナーありますからね。



第3弾に続く・・・

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このページは、まさやんが2008年11月26日 22:27に書いたブログ記事です。

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